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消防士が行う訓練

消防士は、一般市民の生命や身体、そして財産を火災などの災害から守るために、毎日様々な訓練を行っています。災害時の活躍は日ごろの訓練のたまものです。
毎日必ず数時間程度ずつ行われる訓練の内容について紹介します。

消防士の訓練の実際

消防士の訓練の実際 消防士の訓練では、火事や地震に備えた基礎的な訓練から、特殊な訓練までさまざまなテーマに沿ってプログラムが組まれています。
例えば梯子やロープで昇り降りを行う訓練や、ポンプ車を使った消火訓練などは消防士が日常的に行っている訓練です。ただし、消火を住宅密集地で行うのか、中低層ビルが多く建ち並ぶエリアでその方法は全く異なります。
そのため、消火の訓練は風向きや地形、地勢、発生の季節や時間帯などを想定して細かく行っていく必要があります。
また高層ビルやマンション、それ以外の高所や地下街、住宅地、特殊な地形での消火活動等に対してもそれぞれに合わせた綿密な訓練が必要です。

昨今では、首都圏直下型の大規模地震による災害の高い可能性が指摘されるようになりました。そのため、ハザードマップ(地震・台風・火山噴火などで発生が予測される被害について、その種類、場所、危険度などを示した地図)を取り入れた緊急時の消火、救急訓練等も行われています。

1.日常訓練

いち早く災害現場に到着し安全かつ迅速に消火、救出、救護を行うための普段の訓練です。

<1>出動訓練
災害現場に素早く到着するための訓練です。
<2>ロープ結索訓練
ロープを使って、人命をいち早く救助するための訓練です。
<3>救出訓練
災害のために建物の中残されてしまった人を、安全な場所へ早く救出するための訓練です。
<4>放水訓練
水を使用し、迅速で的確な消火を行うための訓練です。
<5>資機材取扱い訓練
様々な資機材をいつでもどこでも安全かつ素早く、正確に使うための訓練です。
<6>体力向上訓練
災害現場では何よりも体力と素早い行動が必要です。それに対応出来る体を作ります。
<7>救急活動想定訓練
応急手当のスキルアップをめざし、様々な災害現場を想定して行う訓練です。

2.特別訓練

様々な災害に備えるため、防災関係者が合同で行う訓練です。

<1>合同防災訓練
例えば大災害発生時の際の相互応援協定を結んだ自治体の消防本部と連携し行う訓練です。
<2>テロ災害訓練
生物・化学テロ等の災害に対応するため、実践さながらの訓練を行います。
<3>中高層建築物訓練
デパートなどの中高層施設等を想定して行う、消火、救助、救急のための大規模訓練です。
<4>上空指揮訓練
震災の発生等を想定し、点在する消防部隊への指揮をヘリコプター等から行う訓練です。

3.消防訓練

消防隊員と住民などが協力して行う訓練です。

<1>避難訓練
災害の発生時に、安全な場所へ陣族に避難するための訓練です。
<2>初期消火訓練
消火器や水バケツ等の身近なものを利用して初期の消火を行うための訓練です。
<3>応急救護訓練
負傷者に応急手当を行うための訓練です。

4.その他の訓練

その他、各種点検作業や調査等も大切な訓練(準備作業)のひとつといえるでしょう。

<1>地域状況の調査
災効率的で迅速に災害現場に急行出来る体制を保つため、担当する地域の地形や地勢を詳しく調べたり、裏道や行き止まり、工事中・通行止めなどの道路状況を把握したりします。
<2>各種消火設備の点検
消火栓や防火水槽等が使える状態にあるかをチェックします。「地域の防災状況を正確に知ること」も訓練に含まれます。